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近本選手の応援に駆け付け、大声援を送る淡路市東浦地域の野球少年や住民ら=8月22日、京セラドーム大阪
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近本選手の応援に駆け付け、大声援を送る淡路市東浦地域の野球少年や住民ら=8月22日、京セラドーム大阪
阪神入り決定後に母校を訪れ、後輩から花束を受け取る近本選手(左)=2018年12月18日、社高校
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阪神入り決定後に母校を訪れ、後輩から花束を受け取る近本選手(左)=2018年12月18日、社高校

 プロ野球阪神タイガースの近本光司選手(24)=兵庫県淡路市出身=が19日夜、甲子園球場(西宮市)で行われたヤクルト戦で今季154安打目を放ち、セ・リーグ新人記録を打ち立てた。ミスタープロ野球、長嶋茂雄さんの記録を塗り替える偉業に、古里の淡路市東浦地域の住民や母校の社高校(加東市)のOBからは祝福の声が上がった。

 近本選手は淡路市立東浦中学校から社高に進み、関学大(同県西宮市)、大阪ガスを経てドラフト1位で阪神入りした。昨年のドラフト会議後は淡路市や社高を訪れ、地元の野球少年や母校の後輩らと交流した。

 「小さい頃から真面目で物おじしない性格。バットをボールに当てるセンスは抜群だった」。近本選手が野球を始めた地元の少年野球チーム「仮屋クラブ」の監督だった織田裕行さん(60)は懐かしむ。

 織田さんは学習小学校(淡路市)の元校長で、近本選手が6年時には担任を務めた。「島を離れてからも努力を続けたのだろう。ベンチでノートを取る姿がテレビ中継に映るが、変わらない真面目な姿勢が大記録につながった」と喜んだ。

 東浦地域の野球少年や住民ら約110人は8月下旬、京セラドーム大阪であった阪神の試合に大型バス2台で応援に駆け付け、スタンドで声援を送った。

 観戦ツアーを企画した岡田勝一さん(81)は「当時は調子を落としていたが、地元ファンの前で活躍して復調した」と笑顔で振り返る。近本選手は盗塁数でもリーグトップ(19日現在)に立っており、岡田さんは「長嶋世代としては安打記録の樹立は恐れ多い気もするが、この調子で盗塁王、新人王も狙ってほしい」とエールを送った。

 ツアーに参加した仮屋クラブの児童(11)も「このまちからすごい選手が生まれたことを自慢に思うし、もっとすごい記録をたくさんつくってほしい」と目を輝かせた。

 社高のOBもさらなる活躍を期待した。

 同校野球部OB会長の竹中和彦さん(56)=加東市=は「プロの世界でも謙虚に野球に取り組み、人間力が優れているからこそこれほどの記録を達成できた」と分析。「母校でプレーする高校生の励みになる。今後も足元をしっかり見詰めてプレーを続けてほしい」と力を込めた。(内田世紀、中西大二)

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