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貴景勝(おしだし)竜電…●
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貴景勝(おしだし)竜電…●

 大相撲秋場所14日目(21日・両国国技館)関脇陣がともに3敗を守った。貴景勝は平幕竜電を力強く押し出し、御嶽海は立ち合いの変化で大関豪栄道を突き落とした。

 これぞ貴景勝、という激しい立ち合いから一気の突き押し。「しっかり攻め込めた」と、過去1戦1勝の竜電を一蹴して3敗を堅持した。大関復帰を決めている23歳の若武者が、2度目の優勝にも大きく近づいた。

 大詰めを迎えても、支度部屋での表情は淡々としたもの。「持っている100の力は出したい。120は望まない。80にはしたくない」。日々、全力を尽くすことだけを考えている。前日、豪栄道に喫した黒星も「大関が強かったから負けた。『きょうは相手が違う』と5秒で脳の変換ができた」。悔しさを胸に納め、気持ちを切り替えた。

 1場所での大関復帰に必要な10勝を目指し、欲を出さず一つ一つ白星を積み重ねてきた。結果として見えてきた賜杯は「駄目でも後悔することはない。また来場所頑張ればいい」。休場明けで右膝の状態とも向き合う中、優勝への過剰な意識は感じさせない。

 大関復帰を決めた場所を制覇すれば、現行制度では初めて。周囲の期待は高まり、国技館を引き揚げる際、ファンにもみくちゃにされた。優勝争いは3人に絞られ、千秋楽はその一人、隠岐の海と組まれた。「最後もいつも通りやれれば」。試練を乗り越えた貴景勝が、平常心で大一番に向かう。(山本哲志)

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