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優勝決定戦に敗れ、肩を落として花道を引き揚げる貴景勝=22日夕、東京・両国国技館(撮影・出月俊成)
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優勝決定戦に敗れ、肩を落として花道を引き揚げる貴景勝=22日夕、東京・両国国技館(撮影・出月俊成)

 貴景勝は優勝決定戦で力尽きた。約4カ月ぶりの土俵に上がって15日間を戦い抜き、12個の勝ち星を積み重ねたが「最後勝たないと意味がない」。大一番で左胸を痛め、取組後は何度も気にして顔をゆがめた。

 本割は低く当たり、3敗で並んでいた隠岐の海を寄せ付けず、約20分後の決定戦へ進んだ。痛めていた右膝の疲労もピークを迎える中、体は悲鳴を上げる手前だった。夏場所で右膝を負傷した際の因縁の相手、御嶽海と今場所2度目の対戦。もろ差しで押し切られると、苦悶(くもん)の顔になった。

 支度部屋に戻った貴景勝の息は荒く、沈痛な表情を浮かべた。付け人には「(左胸付近が)切れてる」と漏らし、タオルもつかめないほどだった。「(痛めたのは)押した時」と明かし、左手に力が入らず「やべぇ」「最悪や」ともこぼした。

 支度部屋を出た後、花道の向こうの表彰式の様子を見つめた。迎えの車を待つ間、スマートフォンの映像で御嶽海との一番を確認した。「あー残念。けがが残念」。けがを乗り越え、大関復帰を決めたばかりの23歳。手負いの若武者にまたも試練が訪れた。(尾藤央一)

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