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ラグビーW杯準々決勝で南アフリカに敗れた日本フィフティーン(下)に声援を送るスタンドのファン=20日夜、東京都調布市の味の素スタジアム
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ラグビーW杯準々決勝で南アフリカに敗れた日本フィフティーン(下)に声援を送るスタンドのファン=20日夜、東京都調布市の味の素スタジアム
平尾誠二さんの写真パネルに花のシールを張り、日本の勝利を願うファンら=20日午後、東京都調布市、味の素スタジアム(撮影・中西幸大)
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平尾誠二さんの写真パネルに花のシールを張り、日本の勝利を願うファンら=20日午後、東京都調布市、味の素スタジアム(撮影・中西幸大)
試合終了後、晴れやかな表情で記念撮影する日本代表=20日夜、東京都調布市、味の素スタジアム(撮影・中西幸大)
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試合終了後、晴れやかな表情で記念撮影する日本代表=20日夜、東京都調布市、味の素スタジアム(撮影・中西幸大)
日本選手の健闘をたたえるパブリックビューイングのファンたち=20日夜、神戸市中央区、OSシネマズ神戸ハーバーランド(撮影・辰巳直之)
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日本選手の健闘をたたえるパブリックビューイングのファンたち=20日夜、神戸市中央区、OSシネマズ神戸ハーバーランド(撮影・辰巳直之)

 ノーサイドの瞬間、スタジアムに地鳴りのような拍手が鳴り響いた。ラグビー・ワールドカップ(W杯)準々決勝で、日本は20日、南アフリカに敗退した。この日は「ミスターラグビー」平尾誠二さんの命日。初のベスト4進出を報告することはできなかったが、世界の強豪を相手に一歩も引かず、新しい歴史をつくった桜の戦士たち。「よくやった」。「ありがとう」。声援はやまなかった。

 最後まであきらめないフィフティーンの姿に、神戸のファンも拳を握った。神戸市中央区の映画館「OSシネマズ神戸ハーバーランド」で催されたパブリックビューイングには約280人が集まった。

 同市北区の会社員男性(58)は「W杯で2度優勝した南アフリカに、全員ラグビーを展開した」と興奮した様子で画面に拍手を送り「平尾さんが思い描いていたチームになったのでは」とかみしめるように話した。学生時代にラグビーに没頭し、平尾さんに影響を受けたという同市兵庫区の会社員男性は「日本の進化をむちゃくちゃ感じた。世界最高峰との差は確実に縮まっている」と力を込めた。

    ◇

 東京・味の素スタジアムには、平尾さんゆかりの人々が大勢集まった。試合前のスタジアム入場口付近で、平尾さんの写真パネルを掲げていたのは、さいたま市の会社員男性(49)。「命日に初のベスト4を懸けた試合があるなんて、平尾さんが導いてくれたとしか思えない」。自身はチケットがないにもかかわらず「何かできることはないか」と駆けつけた。パネルに「国民と日本代表は平尾と共に闘う」と記し、献花代わりに用意した桜のシールを張るよう入場客らに呼び掛けた。

 伏見工高(現京都工学院高)、神戸製鋼の後輩で平尾ジャパンの分析スタッフも務めた中山光行さん(53)=現日本協会技術委員長=は「命日はすごい巡り合わせだと感じたが、それで勝てるほど甘くなかった。それでも通用した部分はあるし、前半はしっかり戦えた。ベスト8は開催国として恥じない結果。平尾さんも『ようやった』と言っているはず。これからの4年が楽しみ」と話した。(堀内達成、永見将人、山本哲志)

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