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男子・報徳の(前列左から)宇都宮、三瀬、安井、松岡、万木、(中列左から)岡村、本多、西尾、豊浦、今津、(後列左から)住本、安藤、兵頭、丸山、コンゴロー、田中コーチ=西宮市の同校
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男子・報徳の(前列左から)宇都宮、三瀬、安井、松岡、万木、(中列左から)岡村、本多、西尾、豊浦、今津、(後列左から)住本、安藤、兵頭、丸山、コンゴロー、田中コーチ=西宮市の同校
208センチの長身を生かしてゴール下を支配する男子・報徳のデービッド・コンゴロー=西宮市の兵庫県立総合体育館(撮影・秋山亮太)
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208センチの長身を生かしてゴール下を支配する男子・報徳のデービッド・コンゴロー=西宮市の兵庫県立総合体育館(撮影・秋山亮太)

 バスケットボールの全国高校選手権(ウインターカップ)は23~29日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザなどで開かれる。今回から出場チーム数が男女とも50から60に拡大し、競争は激しさを増す。兵庫県からは県予選で2年連続3度目の優勝を飾った男子・報徳と、3年連続6度目の頂点に立った女子・市尼崎が出場。飛躍を期す両校を紹介する。(藤村有希子)

■2年生トリオ攻守の中心 

 男子・報徳は昨季から主力を担う208センチのコンゴロー、ガードの宇都宮、18歳以下日本代表のシューター丸山の2年生トリオが、さらにレベルアップした。

 コンゴローはリバウンドで攻撃のチャンスを広げ、シュートもより正確に。アシストにスチールと、攻守でセンスあふれる宇都宮は外のショットの精度も上がった。

 丸山の爆発力も武器だ。3点シュートをたたみ掛け、一気にリードを奪う。一方で「チームの得点パターンを増やしたい」と田中コーチ。丸山がマークされても兵頭や豊浦らが外から打つなど、相手守備に的を絞らせない展開を企てる。

 前回はベンチ入りできなかった安藤、本多、安井主将ら、3年生たちのプレーも鍵を握る。「相手をかく乱するようなディフェンス」(田中コーチ)を用意し、失点を抑えて主導権を握りたい。

     ◇     ◇

センター・2年デービッド・コンゴロー/闘志前面ゴール下を支配

 兵庫高校界の歴史を、1人の選手が劇的に変えた。報徳2年で中部アフリカ・コンゴ出身のコンゴロー。夏の全国高校総体では男子兵庫勢58年ぶりの4強進出の原動力になった。この冬、さらなるインパクトを残し、観客の記憶を上書きする。

 2017年、母の弟が日本で暮らす縁もあって来日し、西宮市立高須中に通った。同校のチームメートで現U18日本代表の丸山らと絆を深め「一緒に全国制覇したい」と報徳に進学した。

 学校ではほかの生徒と机を並べて授業を受け、「英語を頑張っている」と笑顔。将来の夢を「Bリーガーになって、家族を日本に呼びたい」と語る孝行息子でもある。

 普段は温厚だが、コートに入ると闘志を前面に出す。ウインターカップデビューとなった昨年は1年生ながら、1回戦で41得点、31リバウンドと驚異的な数字を残すなどし、チームを初のベスト8に押し上げた。

 208センチ、108キロの体格で来日時より7センチ、20キロアップ。3人制プロリーグも経験し、年上の選手と接触プレーを重ねてたくましさを増した。「今年の報徳はめっちゃ強い。東山に勝って福岡第一と戦いたい。今、集中してます」。準決勝での王者との対決を熱望し、心身を研ぎ澄ませる。

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