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徳勝龍に敗れ、悔しそうな表情で引き揚げる照強(撮影・棚橋慶太)
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徳勝龍に敗れ、悔しそうな表情で引き揚げる照強(撮影・棚橋慶太)

 阪神・淡路大震災当日に淡路島で生を受け、25年。初土俵から10年。照強が「幕内でこの日を迎える」という目標をついにかなえた。しかも、全勝力士として大歓声を浴びながらの登場だ。引き落としに屈しはしたが、真っ向からぶつかる気迫の相撲で古里への思いを示した。

 地元の被災者から「勇気づけられている」などの手紙をもらうことが少なくない。入門以来、この日はただの誕生日ではなくなった。「責任感と言うと違うかもしれないけど…」。言葉では説明できない思いを胸に、土俵に上がる。

 気負いも影響したか。相手は体重で70キロ近く上回る徳勝龍。作戦を練り、朝稽古から繰り返していた前みつ狙いに固執したことが、裏目に出た。立ち合いで右手が届かず、相手ペースに。無理に前に出たところをはたかれた。「こういう場で自分の相撲を取れないのは力不足」と悔しがった。

 「つらいときには淡路島の人たちの顔が浮かび、支えられてきた」と話す小兵力士。次の1月17日をどの番付で迎えるか、公言して原動力にしてきた。「一年一年、成長を見せたい。もっと稽古し、来年は三役で」。高い目標を自らに課した。(永見将人)

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