21年秋の世界パラ陸上 PR役に室伏氏と山本氏

2020/02/17 21:23

世界パラ陸上神戸大会のアンバサダーに就任した室伏広治さん(左)と山本篤さん=17日午後、神戸市役所(撮影・秋山亮太)

 神戸市で2021年9月に開催予定の「第10回世界パラ陸上競技選手権大会」をPRする「アンバサダー」に17日、アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さん(45)と、北京パラリンピック走り幅跳び銀メダリストで東京パラリンピック代表にも内定している山本篤さん(37)が就任した。 関連ニュース 神戸市、世界パラ陸上誘致へ ユニバー競技場を改修 世界パラ陸上21年神戸開催 会長に増田明美さん就任 一人ぼっちの全国大会… 置引被害でレース棄権、救済で疾走

 同市役所で同日開かれた大会組織委員会総会で、増田明美会長(日本パラ陸上競技連盟会長、ロサンゼルス五輪女子マラソン代表)が2人に委嘱状を手渡した。
 東京五輪・パラリンピック組織委のスポーツディレクターでもある室伏さんは「スポーツはみんなを一つにする力がある。今年の五輪・パラの流れを来年の大会につなげたい」。新日本住設(本社・神戸市)に所属する山本さんは「僕自身もそうだが、東京パラリンピックと神戸を目標にしている選手は多い。競技用義足で走る人は増えており、誰もが走れると神戸から伝えていけたら」と話した。(上杉順子)

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