陸上・全日本競歩能美大会15日号砲 村山、日本代表入りに意欲

2020/03/13 18:00

2月の日本選手権男子20キロ競歩で9位に入った村山裕太郎=六甲アイランド甲南大西側コース(撮影・中西幸大)

 陸上の東京五輪代表選考会を兼ねた全日本競歩能美大会は15日、石川県能美市の日本陸連公認コースで男女の20キロが行われる。5月に行われる世界チーム選手権(ベラルーシ・ミンスク)の代表選考会の一つでもあり、男子で川西緑台高出の村山裕太郎(順大)は「ジャパンの責任を背負ってみたい」と日本代表入りに意欲を見せる。 関連ニュース 陸上男子800m、1年生梅田(須磨学園)が1500mと2冠 「切り替えに自信」終盤一気<県高校総体> 陸上女子七種競技、本多(園田)が圧勝 苦手なトラック種目、冬場に鍛錬「成長できた」<県高校総体> <県高校総体>陸上女子七種、本多が兵庫高校新V 12競技で熱戦

 2月に地元兵庫で行われた日本選手権は9位だった。雨が降る悪天候で「前半スピードに乗ることができなかった」と苦戦したが「10キロ手前で1人になったが、自分の中でリズムをつくって大崩れせずにレースを組み立てられたのは成長したかな」と村山。落ち着いて順位を上げていった試合運びを収穫に挙げた。
 昨年の能美大会では兵庫記録となる1時間21分30秒をマーク。今年は「自己ベストを出し、5枠ある世界チーム競歩の代表を目指したい」と気合を入れている。
 兵庫関係ではほかに、ロンドン五輪女子代表の渕瀬真寿美(建装工業、須磨学園高出身)らが出場する。(金山成美)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ