大相撲春場所 千代大豪初優勝ならず 宇良との全勝対決に屈す

2020/03/21 06:30

 西三段目84枚目の千代大豪(尼崎市出身)は元幕内、宇良(関学大出)との全勝対決で屈し、初優勝はならなかった。「立ち合いは良かったが(宇良が)思ったより低く入ってきて引いてしまった」。持ち味の突っ張りを出せず、5秒持たずに土俵を割った。 関連ニュース 夜の新宿にまわし姿の男性…正体は大相撲経験者の「野生の力士」 ロープで即席土俵、通行人と本気の取り組みで「終電逃させ屋だ」と反響 夏場所初日は母の日、感謝の力士 幕内朝紅龍、天国の母へ決意 豊昇龍20番、初の出稽古 夏場所へ、攻撃相撲目立つ

 今場所は首の痛みと付き合いながらの大健闘だった。「調子はいいが、力を出せない」。幕下だった昨年夏、首の状態が悪化し、2場所連続で休場。初場所で復帰しても治療は欠かせず、宇良戦の前日も電気施術とマッサージを受けていた。
 新型コロナウイルス感染症の影響で実家に顔を出せず、掲げた目標は「勝ち越して親を喜ばせたい」だった。手負いの状態ながらも6勝を挙げた22歳。場所前の誓いを大きく上回り、存在感を示した。(有島弘記)

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