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オフィシャルメインパートナー契約を結び、会見した古野電気の古野幸男社長(右)と西宮運営会社の渡瀬吾郎社長=3月、西宮市内
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オフィシャルメインパートナー契約を結び、会見した古野電気の古野幸男社長(右)と西宮運営会社の渡瀬吾郎社長=3月、西宮市内

 新型コロナウイルス感染拡大の影響に苦しむバスケットボール男子Bリーグで「今こそ」と支援に乗り出す企業がある。2部(B2)西宮(兵庫県)には4月以降、新規スポンサーが6社現れた。スポンサーには「高まってきたバスケット人気をここで途切れさせてはいけない」との思いがある。(藤村有希子)

 Bリーグが3月に打ち切られ、13試合を残して今季を終えた西宮。予定していた主催試合の入場料やグッズ販売収益などは得られず、主に小中学生対象のスクールも開校できないまま。売上損失は3千万円を超えた。

 そんな中、神戸市西区の金属加工会社、秋谷鉄工所は金銭面で支える「オフィシャルサポートカンパニー」の契約を初めて西宮と結んだ。

 同社の秋谷昌宏社長はバスケット一家だ。自身は社業の傍らで競技に親しみ、息子たちは強豪の育英高出身で全国大会にも出場。全国高校選手権(ウインターカップ)兵庫県予選にも協賛した同社は今回、西宮側からの支援要請を快諾した。

 国内のバスケットは競技人口が多い半面、野球やサッカーと違い、観戦の文化が浸透しなかった。そこへ2016年にBリーグが誕生。さらに渡辺雄太、八村塁と米NBAに羽ばたく選手が相次ぎ、日本男子は11大会ぶりに五輪出場権を得た。

 ウイルス終息は見通せないが「高まるバスケット人気を継続させるのが重要」と秋谷社長。「すべての子どもに夢を与えたい。働き方改革が進む中、大人の娯楽ももっと広げないと」と各世代への浸透を意識する。

 一方、3月には地元西宮市の船舶用電子機器メーカー古野電気が、最上級スポンサーである「オフィシャルメインパートナー」の契約を西宮と締結。選手ユニホームの胸には「FURUNO」のロゴが刻まれる。

 同社の古野幸男社長も、中学から大学時代までこの競技で選手やコーチの経験があり「バスケットは国内でメジャーになるかどうかの瀬戸際にある」と今あえて支援する必要性を強調した。

 スポンサーの決断に、西宮は「先行き不透明な中、西宮ストークス、バスケットボール、スポーツの力に可能性を感じ、期待してくれることに感謝しかない。応えるためにも今できることを通じて、関わるすべての皆さんを笑顔にし、元気にしたい」と誓いを新たにした。

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