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オンラインで合同練習に臨む関学大水上競技部のメンバーら(内藤俊夫監督提供)
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オンラインで合同練習に臨む関学大水上競技部のメンバーら(内藤俊夫監督提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大で通常の部活動ができない中、伝統校の関学大水上競技部はオンラインの合同練習を始めた。部員の意欲や体力を保とうと、4年生が中心となって企画。最上級生はこの先、試合に出られないまま引退する可能性もあるが「自分たちがモチベーションを下げたら後輩にも影響が出る」と自らを奮い立たせる。(藤村有希子)

 1919(大正8)年発足の同部は、24年パリ五輪競泳男子代表の石田恒信さんや、飛び込み女子で64年東京五輪まで3大会連続出場の馬淵(旧姓津谷)かの子さんらを輩出。昨秋には創部100周年記念式典があり、古豪復活へ意気上がっていたところ、未知のウイルス拡大に見舞われた。

 緊急事態宣言が発令された4月上旬以降、全体練習を自粛。学内のプールも使えなくなり、それぞれに自宅で体を動かすなどしてきた。

 だが、「一体感がないし、新入生の顔も分からないまま時が過ぎるのも…」と内藤俊夫監督。一人だと、練習に身が入らない部員もいた。

 苦境を打破しようと、4年生らがオンライン合同練習を発案した。5月9日から週1回、1時間ほど、トレーナーに教わりながら腹筋など体幹を鍛えている。

 初回には約40人が参加し、部員の笑顔も見えた。トレーニングの最後に内藤監督は「さすが関学、といわれる取り組みをしよう。見てる人は見てるから」と激励した。

 競泳部門の4年平松聖隆主将は大学で競技を終える予定といい、10月の日本学生選手権を最後の大会と位置付ける。オンライン合同練習以外の日は、ランニングや縄跳びなどで体力維持に努め、「引退の区切りが欲しい。試合に出たい」とコロナ禍の収束を願っている。

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