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熱戦を繰り広げた前回大会のバスケットボール男子決勝=加古川市立総合体育館
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熱戦を繰り広げた前回大会のバスケットボール男子決勝=加古川市立総合体育館

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、19日に中止が決まった兵庫県中学校総合体育大会(中学総体)。県高校総体と同様、夏季開催の全競技が取りやめとなるのは史上初となる。全国中学校体育大会(全中)、近畿中学総体に続いて活躍の機会が失われ、選手や指導者からは落胆の声が相次いだ。

 昨秋の県新人大会で2連覇した軟式野球の大久保(明石市)。今年3月の全日本少年春季大会が中止となった際、ナインは「最終目標は夏」と切り替えた。だが、目指す舞台が再びなくなり「仕方がないと頭では分かるが、気持ち的には整理がつかない。選手にどう声を掛ければいいのか」と右田敬介監督。「このチームでやりきったと思えるような場がほしい」と選手を思いやる。

 県総体軟式野球に2年連続出場中の養父(養父市)で昨年からレギュラーの中島颯空(そら)主将は「但馬地区で3連覇し、勢いで県総体優勝も狙っていた」といい「部活がないのも寂しいが、最後の試合をせずに終わるのはもっと悲しい。一緒に頑張ってきたメンバーみんなで野球がしたい」と思いを吐露。勝地晃三監督も「どんな形でも最後の試合をさせてあげたい」と話す。

 ハンドボール男子の松陽(高砂市)は春の全国大会に合わせて新調した紺のユニホームを披露できないままだ。長く廃部状態が続き、昨冬の県新人大会で復活優勝。“1期生”の3年生は12人で、2年前に部を再興した中村誠監督にとっても教え子との夢を絶たれたショックは大きく「着せてあげる舞台を準備できないか」。近畿の指導者仲間とともに救済大会の道筋を探るという。

 昨冬の県新人大会決勝で敗れた雪辱を誓っていたバスケットボール女子、西宮浜義務教育学校(西宮市)の初谷一葉主将は、三田松聖高で主将を務める兄颯太と体幹トレーニングやランニングなどに取り組んできた。チームの部員とはトレーニング動画を共有するなど励まし合ってきただけに「一緒にやってきたメンバーと3年間の集大成の試合をしたかった。全国大会につながる試合があれば」と願った。

(金山成美、有島弘記、藤村有希子)

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