兵庫県高校総体が中止 史上初
2020/05/01 19:25
昨年の兵庫県高校総合体育大会の総合開会式=2019年6月1日、神戸市長田区の神戸常盤アリーナ
新型コロナウイルス感染拡大を受け、兵庫県高校体育連盟(高体連)は1日、高校生スポーツの祭典、県高校総合体育大会の夏季全33競技の中止を決めた。今年で64回を数える大会で、中止は史上初。全国高校総合体育大会(インターハイ)や近畿高校大会がすでに中止となり、多くの競技で予選会を兼ねる県総体も断念した。県高校定時制・通信制課程総合体育大会の春季10競技も中止となった。
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選手の救済策としての代替大会について、県高体連は「開催するかどうかを含め、検討する」とする。全国高体連は安全に部活動ができる状況になった場合、3年生が成果を発表できる大会の設定などを検討するよう、各都道府県の高体連に要望している。
兵庫県総体で秋以降に予定しているアメリカンフットボール、ラグビー、スキーや陸上の駅伝は大会(地区予選会を含む)の1カ月前までに開催の可否を判断する。
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