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感染対策で、面の口元にシールドをはめ込み、稽古に励む育英高校の剣道部員=神戸市長田区長尾町2(撮影・辰巳直之)
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感染対策で、面の口元にシールドをはめ込み、稽古に励む育英高校の剣道部員=神戸市長田区長尾町2(撮影・辰巳直之)
兵庫大会の代替大会へ向け、グラウンドで打撃練習に励む赤穂高校硬式野球部=赤穂市海浜町
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兵庫大会の代替大会へ向け、グラウンドで打撃練習に励む赤穂高校硬式野球部=赤穂市海浜町

 兵庫県内の県立高校を中心に22日、部活動の練習が平常に戻る。県高校総体などは新型コロナウイルスの影響で中止になったが、代替大会が決まったり、検討が続いたりしている。多くの3年生にとって集大成となる舞台が整い始め、感染防止に努めながら練習の士気も高まっている。

 夏の全国高校野球選手権兵庫大会に代わり、7月18日に独自の夏季県大会が始まる硬式野球。昨年の秋季県大会で55年ぶりに8強入りした赤穂は、マネジャーを含む3年生20人全員が参加を決めた。エースの山本颯真投手は「受験勉強も大切なので、引退を選ぶ部員もいるかもと心配だった」と仲間の決断を喜ぶ。

 秋の躍進効果で、新入部員は2年生の4倍にあたる24人。3年生は共用の道具をこまめに消毒しつつ、後輩の指導にも熱が入る。難波誉大主将は「野球への考え方や思いなど、自分たちが先輩から受け継いだものを行動で示したい。教えたいことがいっぱい」と張り切る。

 チームは代替大会を「新大会」と呼んでいる。「子どもたちにとって甲子園を目指す夏の代わりにはならない。新しく設けてもらった大会」と頓田郷平監督。

 空手の神港学園も県立高校と同じく、6月から練習日数などを制限して再開。換気を徹底した練習場で稽古を続けている。

 3年生の目標は8月開催が検討されている県高校総体の代替大会だが、個人形に限って全国大会「形インターネットGP(グランプリ)」が企画された。同校からは昨年秋の県高校新人大会を制した田上悠馬主将が出場を申請し、審査用の動画を送った。組手は対象外のため、「出られない同級生の分まで気持ちを背負った」と会心の演武を収録した。

 競技によっては「新たな練習様式」も生まれた。

 剣道男子の育英は、全日本剣道連盟が示した感染対策を受け、鼻と口元を覆って飛沫を防ぐ「シールド」を購入した。透明な素材を面の内側にはめ込んで使い、打ち込みに伴う発声も抑制して稽古を積む。

 阿部泰悟主将は「視界にも影響し慣れるまで時間がかかったが、感染しないために必要なこと」と理解する一方、「思い切って声出しができるのはいつになるのか」。8月実施で調整が進む県高校総体の代替大会に向け、努力を重ねる。

 兵庫県立高校の運動部は6月22日から通常活動に戻るが、県教育委員会が2018年に定めたガイドラインに基づき、平日4日各2時間、休日1日3時間が目安となる。神戸市立高校も同じ水準で活動する。

(有島弘記、長江優咲、尾藤央一)

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