復帰の川澄、3戦ぶり白星へ「縦の速さ必要」 INAC神戸、23日浦和戦

2020/08/20 20:00

練習で軽快な動きを見せるINAC神戸の川澄=神戸レディースフットボールセンター

 サッカー女子プレナスなでしこリーグ1部第6節最終日の23日、3位INAC神戸はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で首位浦和を迎え撃つ。米女子プロリーグNWSLから古巣に期限付き移籍で加入した元日本代表MF川澄は「チームを鼓舞する」と約4年ぶりの復帰戦へ準備を進めている。 関連ニュース キング・カズに聞く なぜ現役を続けるのか? イニエスタは「走りも一流」 元陸上五輪代表が“ベタほめ” キング・カズから「忘れられない言葉」 東京五輪広報はヴィッセル神戸出身者

 INAC神戸は20日、神戸レディースフットボールセンター(神戸市東灘区)での練習を報道陣に公開。合流3日目の川澄も11対11の実戦形式の練習に参加し、エンゲルス監督に「サイドハーフが一番いい」と両サイドで起用され軽快な動きを見せた。出場登録が完了すれば、今節からのメンバー入りが濃厚だ。
 米国でもINAC神戸の全試合を動画で確認していたといい「縦の速さやダイレクトプレーが必要」と課題を自覚する。34歳のベテランが3試合ぶりの白星へ起爆剤となる。(尾藤央一)

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