東京パラ、開幕まで再び1年 兵庫ゆかりの選手は

2020/08/24 06:00

上地結衣

 新型コロナウイルス感染症の影響で延期となった東京パラリンピックは24日、再び開幕まで1年を迎えた。兵庫出身選手では車いすテニス女子の上地結衣(26)=明石市出身、三井住友銀行=と、陸上男子の大矢勇気(38)=西宮市出身、ニッセイ・ニュークリエーション=が出場内定を維持。今後も多くの競技で選考レースが続く。 関連ニュース 神戸世界パラ陸上、8万4千人がに入場 グッズ完売相次ぐ パラ陸上・山本さん、引き際を悟る 競技哲学は「可能性ある限り」 記者コラム<ハーフタイム> 世界パラ陸上 躍進ブラジル、金メダル19個 2016年のリオ・パラで国挙げ強化 政府が活動費の8割超支出

 2016年のリオデジャネイロ大会には、神戸新聞社の集計で、兵庫県出身・在住者ら16人が参加。その筆頭格、卓球女子の別所キミヱ(72)=明石市在住、ドマーニ卓球クラブ=は5大会連続となる代表入りを目指している。
 団体競技は、開催国として出場が確定している。男女のシッティングバレーボールをはじめ、各代表候補に兵庫ゆかりの選手が名を連ねる。(有島弘記)

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