
バスケットボール男子Bリーグの2020~21年シーズンの開幕を前に、2部(B2)西宮は24日、兵庫県西宮市の広田神社で必勝祈願に臨んだ。クラブ創設から10季目という節目に、選手やスタッフらはB2優勝と1部(B1)復帰を誓った。
新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が打ち切られた昨季、西宮は29勝18敗で中地区2位、B2全体で5位だった。
この日は、コロナ禍でまだ入国できていない3人の新外国人を除く10選手や、マティアス・フィッシャー・ヘッドコーチ、西宮運営会社の渡瀬吾郎社長らが参拝した。
チーム最年長35歳で、新加入の今野翔太は「チームの一員になれたと実感した。B2優勝、昇格を目指し、身の引き締まる思い」と話した。
アウェーの松山市総合コミュニティセンターで愛媛と戦う10月2、3日の開幕節は、未入国の新外国人3選手が不在のまま戦わざるを得ず、追加登録した外国籍のアレクサンダー・ジョーンズや、今季新設されたアジア特別枠の劉瑾らで乗り切る見通しという。(藤村有希子)
