バレー女子日本代表のJT芥川、同級生正代に刺激

2020/09/28 18:25

大相撲秋場所で初優勝した正代と同級生のバレーボール日本代表ミドルブロッカー芥川愛加。「もう一度頂点に立ちたい」とJTでVリーグ2連覇を誓う=大阪市北区

 バレーボール女子日本代表でVリーグ1部(V1)JTの芥川愛加が28日、大阪市で開かれたリーグ開幕前会見で、大相撲秋場所で初優勝を飾った正代を祝福した。2人は熊本県の宇土市立鶴城中学校の同級生。JTは昨季、9季ぶりの優勝を果たしており「違う競技で同級生が頑張っている。私も、もう一度頂点に立ちたい」と連覇を誓った。 関連ニュース 小中の同級生3人組、女性の上半身触り逮捕「私がした」「自分は触れてない」「この部分は…」 150人を率いる73代団長は、初の女性 学ラン姿でりりしく鼓舞 強豪バレー部女子寮のご飯、SNSで人気

 芥川はスピードと粘り強さが持ち味のミドルブロッカーで、JTでは昨季の優勝に貢献し、日本代表としては昨年のW杯などで活躍。「五輪をずっと目標にやってきた」と、東京五輪出場を目指して奮闘している。
 2人は中学2年の時に同じクラスだったといい、「いろんなスポーツが盛んな学校で、正代君はそのときから相撲で活躍していた」と印象を語った。故郷は2016年の熊本地震や今年7月の豪雨で被災。正代が優勝した27日、自身の母親から祝福ムードについて聞いた芥川は「私も地元に喜んでもらえるよう頑張りたいと改めて思った」と気持ちを新たにしていた。(金山成美)

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