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9月のプロ初勝利後、神戸港をバックに直筆の色紙と笑顔を見せる古江=神戸新聞社
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9月のプロ初勝利後、神戸港をバックに直筆の色紙と笑顔を見せる古江=神戸新聞社

 9月のプロ初優勝の後、神戸で古江に直接、話を聞く機会に恵まれた。撮影用に色紙を求めたときのこと。サインに添えるひと言に古江のペンが止まった。「『賞金女王』って書くのはおかしいかな」

 初めて取材したのは中学時代。そのころから将来の夢は「賞金女王」と繰り返していた。滝川第二高を卒業し、キャディーをしながらプロテストを目指していた時期も、同じ答えが返ってきた。

 プロで1勝を挙げ、幼いころからの夢に一歩、踏み出した。色紙にも当然、「賞金女王」としたためるのだと思っていたが、古江はその言葉を選ばなかった。

 史上7人目のアマチュア優勝を果たし、プロに転向した昨秋以降、安定して上位争いを演じてきた。その時点で賞金ランキングは既に1桁。「賞金女王」は、もはや淡い夢ではなかった。現実的な目標として、胸にしまい込んだ。

 小学校の時から毎晩、練習を見守ってくれたコーチの父芳浩さん。マネジャー兼運転手として今も長時間、ハンドルを握ってくれる母ひとみさん。「賞金女王」の4文字には、両親への感謝と恩返しが込められる。

 2週連続優勝でランキングは2位に浮上した。今季はコロナ禍のため来季も含めた賞金レースになる。晴れて公言できるその日まで、地に足を着けて「目標」に向かう。(松本大輔)

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