全日本実業団女子駅伝 シスメックス「過去最高のタイム、順位を」
2020/11/20 12:35
全日本実業団対抗女子駅伝での活躍を誓うシスメックスの選手たち=三田市内
全日本実業団対抗女子駅伝は22日、宮城県松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間42・195キロのコースで行われる。22チームが参加し、兵庫からはシスメックスが2年ぶり9度目の出場。選手たちは「チームの大会での過去最高タイム(2時間19分30秒)と最高順位(14位)を上回りたい」と奮闘を誓う。
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シスメックスは昨年の予選会で17位に終わり、14位までが得る同駅伝の切符を逃した。「チームとして全員で戦える一番大事なレース。練習が大切だと実感し、なんとしてもクリアしたいと思ってきた」と主将の西田留衣。集団走の設定タイムを上げて基礎練習の質を高め、底上げを図った。
成果が表れ、10月の予選会はチーム最高タイムとなる2時間20分49秒の9位で通過。西田は「全体のレベルアップができ、自信になった」といい、本大会に向けての手応えをつかんだ。
選手の特性を生かして区間配置をし、本田大造監督は「総合力でどう戦うか。前半区間でいい流れをつくりたい」と展開を思い描く。1区を担う予定の坂本茉矢は「自分の精いっぱいの走りで、勢いをつけたい」と気合十分。全員が豊かな個性を発揮し、粘り強く目標に挑む。(金山成美)
◇ ◇
◆シスメックスの登録メンバー
監督 本田 大造 京都・福知山商高
選手〇西田 留衣 福岡・大牟田高
金平 裕希 福岡・北九州高
坂本 茉矢 西脇工高
田辺摩希子 関大
永岡 真衣 大院大
瀬川 帆夏 大東大
鳴滝ほのか 須磨学園高
今枝 紗弥 西脇工高
酒井 想 岡山・興譲館高
大庭 結菜 香川・高松工芸高
(注)〇は主将、名前右は出身校。田辺は三木高、大庭は神戸市立大原中出身