

11月の兵庫県高校新人空手大会で、女子の東灘が団体組手を制した。女子は県高校総体を通じ、形競技を含めて初の団体タイトル。今大会、階級別の個人組手で優勝した選手はおらず、神宮監督は「スーパースターはいない。5人が光った」とたたえる。(有島弘記)
名門夙川が牙城とした団体組手だったが、人数不足で欠場。混戦模様の大会で、東灘は兵庫工との決勝を迎えた。先鋒(せんぽう)森は相手エースと対戦。中学時代はバレーボール部員だったが「1番手は雰囲気をつくることが大事」と3-4の接戦に持ち込むと、次鋒の横山主将が「ここを落とすと、きつくなる」と4-1の完勝。続く1年生の田畑、冨松を終えて2勝2敗、総ポイントで12-10と2点リードを保った。
