
陸上の日本選手権長距離種目で優勝し、東京五輪代表に決まった男女3選手が大会から一夜明けた5日、大阪市内で記者会見し、女子5000メートルを初めて制した21歳の田中希実(豊田自動織機TC、兵庫・西脇工高出)は「責任を持って自分の力を出し切りたい」と引き締まった表情で語った。まだ実感が湧かないそうだが「ずっと自分を超え続けるというスタンスで取り組んでいきたい」と進化を誓った。
女子1万メートルで日本記録を大幅に更新した新谷仁美(積水化学)は「最高のパフォーマンスを見せられるように、しっかり準備していきたい」と抱負を述べた。
男子1万メートルで日本記録を塗り替え五輪切符をつかんだ相沢晃(旭化成)は「選ばれたからには結果を残すことが使命」と意欲を示した。
