五輪内定の田中希実 小学校時代から新聞紙面にたびたび登場
2020/12/04 20:00
女子5千メートル決勝で優勝し、金メダルを手に喜ぶ田中希実=4日午後、大阪市東住吉区長居公園のヤンマースタジアム長居(撮影・中西幸大)
田中希実(豊田自動織機TC)が日本選手権女子5000メートルで優勝し、東京五輪代表に内定した。
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田中は小学生のころからたびたび神戸新聞の紙面に登場している。2011年1月3日付の東播版では前日に兵庫県稲美町で行われた「いなみ新春万葉マラソン大会」の小学生女子5・6年(2キロ)で優勝した市場小5年、11歳の田中を紹介。新年のえとにちなみ「今年はウサギみたいに、いいタイムを出したい」というコメントを残している。
警察署で年末恒例の特別警戒活動発隊式では2度も「一日警察署長」を務めている。全国中学校体育大会陸上女子1500メートルで優勝した小野南中3年時には社署(同県加東市)で一日署長に。2014年11月29日付の北播版では「ロードレースの大会で白バイに先導してもらうなど、警察の方々にお世話になることは多い」と感謝の言葉を述べている。翌年には西脇工高陸上部の女子部員2人とともに西脇署(同県西脇市)で大役を担った。