サッカー女子日本代表のエース岩渕、INAC神戸を退団 英WSLに移籍へ

2020/12/15 12:31

INAC神戸の岩渕真奈

 サッカー女子のプレナスなでしこリーグ1部、INAC神戸は15日、日本代表「なでしこジャパン」のエースFW岩渕真奈が今季限りで退団すると発表した。1月から欧州初の女子プロリーグでイングランドのスーパーリーグ(WSL)に挑戦するという。 関連ニュース INAC神戸 川澄「悔しい2位」 契約一区切り、皇后杯V置き土産に イニエスタと澤さん、対談で一致した困難の乗り越え方 スペイン1部挑戦 ウエスカ岡崎、熱く語る「18歳が、気にするなとか言うわけですよ」

 岩渕は東京都出身。2017年7月にINAC神戸に加入し、身長155センチと小柄ながら、スピードと鋭いドリブルを武器に、4シーズンでリーグ戦47試合に出場して11得点。今季は主将を務めた。
 海外移籍は今回で3度目。13年に日テレからドイツのホッフェンハイムに移籍し、14~17年はバイエルン・ミュンヘンでプレーしている。
 岩渕は「今一番魅力的なリーグに所属しているチームから話をいただいて、迷うことなく行きたいと思いました」とコメントした。現在リーグ戦の負傷で戦列を離れており、19日の準々決勝に進出した皇后杯での復帰を目指している。(尾藤央一)

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