相生学院高サッカー部監督に元J1清水の指揮官就任 ゼムノビッチ氏、天皇杯V

2021/02/13 06:00

相生学園高校監督に就任するズドラブコ・ゼムノビッチ氏=2009年12月撮影

 通信制・単位制の相生学院高は12日、J1清水を率いて天皇杯全日本選手権を制した実績のあるズドラブコ・ゼムノビッチ氏(66)がサッカー部の新監督に就任すると発表した。Jリーグで監督経験のある外国人が高校の監督に就くのは異例。 関連ニュース 神戸に環境志向の新サッカー場 高校サッカー名門・滝川第二高OBら整備へ INAC神戸社長 主力が相次ぎ退団した経緯を語る「マイナス3と考える」 阪神ドラ1佐藤「ヴィッセルに入っていたかも」 高校入学時はサッカー部検討

 セルビア国籍のゼムノビッチ氏は旧ユーゴスラビアのクラブで活躍し、指導者に転身。1994年に来日し、清水を率いた2002年元日には天皇杯優勝を果たした。その後は千葉県サッカー協会のテクニカルアドバイザーやアマチュアクラブの監督を歴任し、昨季はJ3岐阜を指揮した。
 相生学院高サッカー部は12年創部で、昨年秋から淡路島に練習拠点を置いている。ゼムノビッチ氏は15日に就任会見を予定している。(山本哲志)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ