阪神・佐藤輝の初本塁打ボール　甲子園で展示開始

　プロ野球阪神タイガースは３０日、兵庫県西宮市の甲子園球場内にある甲子園歴史館で、開幕２戦目でプロ初本塁打をマークした同市出身のルーキー佐藤輝明（２２）＝仁川高－近大＝のホームランボールとバッティンググローブの展示を始めた。 関連ニュース 阪神ドラ１佐藤「ヴィッセルに入っていたかも」　高校入学時はサッカー部検討 阪神・佐藤輝がプロ初打席で初打点　プロ野球開幕 楽天・小深田内野手の軌跡紹介 地元兵庫から「活躍を皆で応援」

　本塁打は２７日のヤクルト戦で放ち、神宮球場のバックスクリーンまで運んだ。球団によると、同球場の職員がボールを回収し、２８日に佐藤輝の手元に届いたという。
　１２球団最多の６本塁打をマークしたオープン戦から虎党の期待を一身に背負う佐藤輝は「いろいろな方に喜んでもらえましたし、これを１として、これからもっと積み重ねていけるように、１打席１打席頑張ります」と強調。同歴史館での展示については「両親に渡す前にファンのみなさんに見ていただければうれしいです。しっかり活躍して、甲子園歴史館にこれからもっといろいろなものを展示してもらえるように頑張りたい」とコメントした。
　ホームランボールは５月５日まで展示し、バッティンググローブは同歴史館に寄贈される。（有島弘記）