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水の濁りが目立つ杉山池。一般社団法人「マイスター」を中心に水質浄化に取り組む=神戸市西区平野町
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水の濁りが目立つ杉山池。一般社団法人「マイスター」を中心に水質浄化に取り組む=神戸市西区平野町
ため池の水質改善に向け、滝川第二高校の化学同好会を指導する三重大学の田丸浩教授(奥)=神戸市西区春日台6
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ため池の水質改善に向け、滝川第二高校の化学同好会を指導する三重大学の田丸浩教授(奥)=神戸市西区春日台6

 神戸市西区に環境配慮型のサッカー場整備を進める一般社団法人「マイスター」(同市西区)が、建設地に隣接する杉山池の水質改善に乗り出した。濁りや異臭などに悩む住民の要望を受け、同法人理事らの母校、滝川第二高校の生徒とともに地域課題の解決を目指す。(有島弘記)

 杉山池は農業用水のため池として造られたが、現在は使われていないという。雨が降った翌日は悪臭を放ち、プラスチック製品などの不法投棄も目立つ。

 同法人は、水質浄化に効果があるという枯草(こそう)菌の活用を探る。2日には、専門家として三重大学生物圏生命化学科の田丸浩(ゆたか)教授を滝川第二高校に招き、同校の化学同好会の部員約10人と枯草菌づくりに着手。その一種が納豆菌で、大豆をわらでくるみ、発酵させる作業を進めた。

 後日、納豆菌を抽出し、三重大で培養する。必要な成分を粉状にした後は、杉山池から水をくみ出して浄化の効果を調べ、実証を進めるか判断するという。

 「安全な水とトイレを世界中に」など、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ一環として、高校生も協力を続ける。マイスターの井口洋平理事は「豪雨時の貯水や生き物のすみかなど、ため池の多面的な価値も一緒に見直したい」と意気込んでいる。

    ◇

 マイスターの取り組みは、電子版「神戸新聞NEXT」で紹介しています。

【一般社団法人マイスター】2015年、滝川第二高校サッカー部OBらが設立。中学生チーム「バサラ兵庫」などを運営しながら、神戸市西区に環境や防災への配慮を徹底したサッカーグラウンド整備を計画する。新型コロナウイルスの影響で着工が遅れ、完成は来年6月を予定する。

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