競泳日本選手権 池江がリレー2種目で五輪代表

2021/04/08 20:11

 競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第6日は8日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、女子100メートル自由形で白血病から復帰した20歳の池江璃花子(ルネサンス)が53秒98で優勝し、日本水連が定める400メートルリレーの選考基準をクリアして代表に決まった。池江は400メートルメドレーリレーに続く代表。 関連ニュース 「五輪目指す選手になりたい」競泳日本選手権出場の舩本さん、新潟の大学に進学 競泳200m平泳ぎ、佐藤が日本新で五輪へ 100m自由形は池江が全体1位で決勝へ 競泳・小西が初の五輪代表内定 背泳ぎ、400mメドレーリレー

 白井璃緒(東洋大、兵庫・宝塚東高出)は54秒57で5位に終わり、100メートル自由形と400メートルリレーで代表入りを逃した。2位の酒井夏海(スウィン美園)、3位の五十嵐千尋(T&G)、4位の大本里佳(ANAイトマン)は400メートルリレーの選考基準を満たして代表入りした。
 男子200メートル個人メドレーは既に代表に決まっていた瀬戸大也(TEAM DAIYA)が1分57秒41で制し、0秒02差で2位の萩野公介(ブリヂストン)も派遣標準記録を突破して代表に決まった。同200メートル背泳ぎは入江陵介が1分55秒52で優勝し、2位の砂間敬太(ともにイトマン東進)とともに代表入りした。
 女子200メートル平泳ぎは渡部香生子(JSS)が2分23秒04で制し、100メートル平泳ぎに続いて代表権を獲得した。同200メートル背泳ぎの小西杏奈(ガスワン、豊岡市出身)は9日の決勝に進出。
 男子100メートルバタフライ準決勝は川本武史(トヨタ自動車)が日本記録に並ぶ51秒00で9日の決勝に進んだ。幌村尚(あいおいニッセイ同和損保、西脇工高-早大出)は準決勝で敗退した。

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