高飛び込みで14歳・玉井が五輪代表に 宝塚市立中3年、W杯で準決勝進出

2021/05/03 16:35

男子高飛び込み予選 東京五輪代表に事実上決まり、ガッツポーズをする玉井陸斗=3日午後、東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)

 東京五輪代表選考会を兼ねた飛び込みのワールドカップ(W杯)第3日は3日、東京アクアティクスセンターで行われ、男子高飛び込みで宝塚市立高司中3年の玉井陸斗(14)=JSS宝塚=が初の五輪代表に決まった。玉井は準決勝で9位に入り、日本水泳連盟の選考基準を満たした。 関連ニュース 【写真】玉井陸斗、準決勝の演技 【写真】準決勝を終えて馬淵崇英コーチと拳を合わせる玉井陸斗 笑福亭鶴瓶さん、聖火リレー辞退「スケジュール合わない」

 玉井は宝塚市出身で、小学1年で競技を始めた。高さ10メートルの台から演技する高飛び込みが専門で、空中感覚の良さや回転の速さが持ち味。高司中に入学直後の2019年4月、シニアの日本室内選手権を国内主要大会史上最年少となる12歳で制し、話題を集めた。昨秋には日本選手権で2連覇を果たした。
 玉井は4日、同センターである決勝に出場する。(藤村有希子)

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