陸上日本選手権 男子400m障害、豊田代表入り逃す

2021/06/26 21:10

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 東京五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権第3日は26日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子3000メートル障害で19歳の三浦龍司(順大)が自身の日本記録を更新する8分15秒99で初優勝した。山口浩勢(愛三工業)が8分19秒96で2位、青木涼真(ホンダ)が8分20秒70で3位となり、東京五輪参加標準記録を突破。上位3人が代表入りを決めた。 関連ニュース 「悔しいという言葉さえ使えない」 陸上日本選手権男子5000m28位、青学大・折田壮太<ロッカールーム> ディーン元気選手「納得のいく一投を」 パリ五輪へ練習拠点の加古川で激励会 陸上男子やり投げ代表 <ロッカールーム>「ここまで戻ってこられた」復活の陰に先輩の激励 陸上・男子ハンマー投げ 執行大地

 男子400メートル障害は黒川和樹(法大)が48秒69で初優勝、安部孝駿(ヤマダホールディングス)が48秒87で2位に入り、ともに初の五輪代表入り。参加標準記録を突破していた豊田将樹(富士通、宝塚市立南ひばりガ丘中出身)は49秒89で5位に終わり、代表には決まらなかった。
 女子100メートル障害は寺田明日香(ジャパンクリエイト)が13秒09で11年ぶり4度目の優勝。参加標準記録には届かなかったが、代表入りに前進した。同3000メートル障害は山中柚乃(愛媛銀行)が日本歴代2位の9分41秒84で初の頂点に立ち、藪田裕衣(大塚製薬、市尼崎高出身)は9分46秒44で3位。同三段跳びは森本麻里子(内田建設)が13メートル37で3連覇を飾り、高良彩花(筑波大、園田高出)は13メートル03(追い風参考)で2位に入った。
 男子110メートル障害予選で村竹ラシッド(順大)が13秒28をマークして参加標準記録を突破し、金井大旺(ミズノ)らとともに27日の決勝に進んだ。同200メートル予選は飯塚翔太(ミズノ)、小池祐貴(住友電工)らが順当に通過。サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は左太ももの違和感で欠場した。

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