田中希実、決勝へ0秒38及ばず 憧れの小林さんと同じ…あと1人 東京五輪5000m
2021/07/30 21:10
田中希実
東京五輪の陸上女子5000メートル予選で、兵庫県の西脇工高出身の田中希実(21)=豊田自動織機TC=は14分59秒93の自己ベストをマークしながら、予選全体で16番目のタイムに終わり、15人が進む決勝にあと一歩及ばなかった。15番目とのタイム差は0秒38。
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同じ小野市出身で、田中が憧れの存在に挙げる2008年北京五輪陸上女子5000メートル代表の小林祐梨子さんも予選全体で16番目で、15分15秒87のタイムは15番目と0秒75差だった。
田中レース後、「15分を切れば(決勝進出の)可能性は高いと思っていた」と明かし「すごく悔しいが、もう一度出直したい。1500メートルも自己ベストを狙っていきたい」と日本女子として初出場となる1500メートルでの奮起を誓った。