坂東悠汰、初の五輪で決勝進出ならず 陸上男子5000m

2021/08/03 20:31

 東京五輪第12日の3日、陸上男子5000メートルで兵庫県洲本市五色町出身の坂東悠汰(24)=富士通、津名高-法大出身=は14分5秒80で予選1組17位に終わり、決勝進出はならなかった。 関連ニュース メドベージェフ「試合は終えられるが死ぬかもしれない。死んだら責任を取れるのか」 審判に詰め寄る 五輪ソフトボール 捕手の清原、韓国から国籍変更「最後までチームのために全力で」 五輪柔道「日韓の懸け橋に」 在日コリアンの韓国代表・金知秀 阿部詩とも同級生

 最初の1000メートルが2分50秒というスローペースでレースが進行。後半から急激にスピードアップする展開についていけず、最後まで流れをつかめなかった。国際舞台の洗礼を浴びた坂東は「レース展開は想定内だった」といい「3000メートルまでは余裕があったが、(ペースが)切り替わった時に『やばい』と思ってしまい、足が止まってしまった」と振り返った。
 「トラックの日本代表を目標にやってきた」という190センチの長身ランナー。初の五輪挑戦はほろ苦い結果となり「皆さんの期待に応えられず悔しい。五輪を経験して強くなったと言えるように、しっかり練習をしていきたい」と巻き返しを誓った。

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