車いすテニスの上地、悲願のパラ金へ「精いっぱい出す」
2021/08/13 20:41
オンライン取材に応じる東京パラリンピック車いすテニス女子代表の上地結衣=13日
東京パラリンピックの車いすテニス女子日本代表が13日、オンライン取材に応じた。世界ランキング2位で3大会連続出場となる上地結衣(三井住友銀行、明石市出身)は「やってきたことを精いっぱい出して、その上で金メダルだったら一番いい。そのために5年間やってきた」と悲願の頂点へ意気込んだ。
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前回のリオデジャネイロ大会は、シングルスで銅メダルを獲得。「メダルを取れた安心感やうれしい気持ちもあったが、(負けて)悔しい気持ちは今も鮮明」と語る。コロナ禍による大会の1年延期を「気持ちやプレースタイルを見直せるプラスの1年になった」と前向きに捉え、昨年10月に全仏オープンを制した。
現在は強化合宿中で、「速い展開やいろいろな組み合わせを練習してきた。手応えは日に日に良くなっている」と充実の表情だった。(山本哲志)