<全国中学校体育大会>バスケ男子、異例の4校優勝 兵庫勢は47年ぶり

2021/08/21 12:55

全国中学校体育大会のバスケットボール男子で準決勝進出4校が棄権した会場=群馬県高崎市、高崎アリーナ

 全国中学校体育大会第5日は21日、群馬県高崎市の高崎アリーナなどであり、バスケットボール男子は、本山南(神戸市東灘区)など準決勝に進出した全4校が棄権したため、大会規定で異例の4校同時優勝となった。本山南は初優勝。兵庫勢の優勝は1974年の衣川(明石市)以来47年ぶり2度目となる。 関連ニュース 「あんな言葉、なかなか出てこないよ」 記者もうなった“走る詩人”田中希実語録 「7分袖のワンピで大失敗」ワクチン接種した医療従事者が、アドバイスをまとめたイラストが話題 経験した副反応も紹介 小4男児の夢「アルビに入りたい」→憧れのJリーガーから「待ってるね」 サプライズ生返信に母もネットも大感激

 大会本部によると、準々決勝敗退チーム関係者に発熱症状が出たのに伴い、準決勝進出校のうちの2校が「対戦チームの選手などに、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状がある場合は大会参加を認めないことがある」とするガイドラインに抵触したため、棄権となった。これに伴い、残る2校も状況を鑑みて自ら棄権を申し入れた。
 男子準決勝は、開始予定の午前9時半を過ぎても4チームの選手がコートに現れず、午前10時過ぎに「最終日の男子4校に関しまして大会辞退の申し出を受けました。日本中学校体育連盟の規定に則して、最終日に残られた4校の優勝をお伝えします」と場内アナウンスが流れた。(尾藤央一)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ