パラ競泳200m個人メドレー 三田出身の山田が決勝進出

2021/09/01 10:34

競泳男子200メートル個人メドレー(運動機能障害SM9)予選 2分26秒65で全体の8位に入り、決勝進出を決めた山田拓朗=東京アクアティクスセンター(撮影・吉田敦史)

 東京パラリンピック第9日の1日、競泳日本代表の山田拓朗(NTTドコモ、三田市出身)は東京アクアティクスセンターで男子200メートル個人メドレー(運動機能障害SM9)予選2組に出場し、2分26秒65の全体8位で予選を通過した。今大会3種目で初めての決勝進出。山田は同日夜の決勝に向けて「予選から少しでもタイムを上げたい」と語った。 関連ニュース 神戸世界パラ陸上、8万4千人がに入場 グッズ完売相次ぐ パラ陸上・山本さん、引き際を悟る 競技哲学は「可能性ある限り」 記者コラム<ハーフタイム> 世界パラ陸上 躍進ブラジル、金メダル19個 2016年のリオ・パラで国挙げ強化 政府が活動費の8割超支出

 山田は平泳ぎで7位から5位に上がり、最後の自由形で順位を一つ落としたが、5位で入線したスペインの選手が失格の判定。全体8位のタイムに浮上した。
 山田は今大会、8月26日の男子100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB8)を、運営側との認識の違いで招集時刻に遅れて棄権扱い。続く男子50メートル自由形(運動機能障害S9)は予選落ちしていた。

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