ラグビーコベルコ神戸の新クラブハウス 広さ3倍に

2021/10/07 17:44

【写真1】玄関通路の壁面の小窓。ラグビー15人制のポジションで配列されている=神戸市東灘区御影浜町

 来年1月に開幕するラグビーの新リーグ、リーグワン1部に参入するコベルコ神戸スティーラーズの新クラブハウス(神戸市東灘区)が今夏、完成した。延べ床面積は約2730平方メートルと従来の3倍の広さといい、このほど報道陣に公開された。 関連ニュース 下水汚泥処理でCO2排出ゼロに 神鋼環境ソリューションが技術開発 兵庫県内百貨店、2日から初売り 新型コロナ5類移行から初の正月、人出に期待 「神戸を楽しむ」福袋も ▼年末年始ガイド <十日えびす編>神戸

 写真(1)は玄関通路を2階から撮影。壁面に15個の小窓があり、配列は15人制のポジションがモチーフという。その反対の壁には歴代542人の部員名がずらりと並び、1938年の高橋孝吉氏は神戸製鋼所の元社長だ。
 強靱(きょうじん)な肉体をさらに鍛える施設もある。写真(2)はトレーニングルーム、写真(3)は屋内練習場。2メートル級の選手でも気兼ねなく動けるように広々とした空間になっている。
 2階に上がれば、ウェイン・スミス総監督がこだわった部屋がある。写真(4)のリラックスルームは選手とスタッフの交流を促し、写真(5)は心身を癒やす睡眠スペースだ。
 リーグワン1部の初代王座を目指すフィフティーン。目標達成に向けて最高の環境が整えられている。
 ちなみに、総工費は非公表。(有島弘記)

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