女子ゴルフ・古江、米ツアー予選会挑戦の意向「今しかない」

2021/10/20 17:43

プロアマ戦で笑顔を見せる古江彩佳=20日、三木市マスターズGC

 女子ゴルフの古江彩佳(21)=滝川第二高出=が20日、来年の米ツアー出場権を懸けた12月の最終予選会に挑戦する意向を明らかにした。2週連続優勝が懸かる延田グループ・マスターズGCレディース(三木市)の開幕を21日に控え、「海外に挑戦するなら今しかない」と思いを語った。 関連ニュース 「ワンランク上」のゴルフ専門店開業 神戸 スケートで「五輪」ゴルフで「プロ」 二刀流の高校生、夢へ駆ける 幻となった東京五輪、そのポスター「仁王像」

 18日付の世界ランキングは24位。「(12日のエントリー締め切り時点で)資格があった。先輩からも少しでも若い方がいいと言われた」という。東京五輪代表入りを惜しくも逃した後は海外を転戦。7月のエビアン選手権で4位、8月のAIG全英女子オープンで20位と健闘し「心に刺激があった」。家族と相談し「挑戦だけでもありなのかな」と決意を固めた。
 前週の富士通レディースでプレーオフを制し、国内ツアー通算5勝目を挙げた。約11カ月ぶりの栄冠を振り返り「(地元の人たちからの)おめでとうのひと言がうれしかった」と感謝した。
 この日はプロアマ戦に出場。プロ転向後初となる地元での有観客試合に向け、古江は「(2週連続優勝は)意識せず集中する。ギャラリーの応援にも応えていきたい」と気持ちを高めた。(尾藤央一)

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