元阪神久保が独立リーグで現役続行 「兵庫ブレイバーズ」入団へ 若手の手本となる選手求める
2021/12/01 13:42
阪神時代の久保康友(撮影・棚橋慶太)
プロ野球阪神タイガースなどでプレーした久保康友投手(41)が、さわかみ関西独立リーグの「兵庫ブレイバーズ」(兵庫県三田市)で現役を続行することが分かった。
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奈良県出身。関大一高から松下電器を経て、2004年ドラフト自由枠でロッテに入団。多彩な変化球とクイックの速さを武器に、1年目から10勝を挙げて新人王に輝いた。
09年、トレードで阪神に移籍。翌年に14勝5敗、防御率3・25と安定感を見せるなど、先発ローテの柱として活躍した。阪神での最終年となった13年はセットアッパーや抑えとして44試合に登板した。
その後、移籍したDeNAを17年に退団。日本野球機構(NPB)通算97勝を挙げた。19年までアメリカ独立リーグやメキシカンリーグでプレーし、無所属で現役続行の道を探っていた。
今回、若手の手本となる選手を求める兵庫ブレイバーズ(旧・神戸三田ブレイバーズ)と思惑が一致し入団に至った。久保投手はすでにチーム練習に参加しており、2日に本拠地アメニスキッピースタジアムで記者会見を開く予定。
ブレイバーズには元巨人の坂本工宜投手(27)のほか、九州文化学園高出身でドラフト指名が注目される柏木寿志内野手(19)らが所属している。(小森有喜)