阪神・村上、オリックス・来田らにファーム優秀選手賞

　日本野球機構（ＮＰＢ）は６日、今季のファーム表彰を発表し、ウエスタン・リーグの優秀選手賞に、ともにルーキーの阪神タイガースの村上頌樹投手（２３）＝兵庫県南あわじ市出身＝やオリックス・バファローズの来田涼斗外野手（１９）＝神戸市出身＝らが選ばれた。 関連ニュース 吉田正尚をうならせたグラブ　制作者は高校時代の同級生「好みは誰よりも知ってる」 タイガース佐藤輝を“怪物”に育てたのは飲食店主　高校時代、筋トレの日々に導く 松坂大輔といえば…“楽しめなかった”延長十七回の激闘　夏の甲子園「球史に残る名勝負」

　村上投手はドラフト５位で阪神に入団。今季は２軍で最多勝（１０勝１敗）、最優秀防御率（２・２３）、勝率第１位（９割９厘）の投手３冠に輝き、３年ぶり１７度目のウエスタン・リーグ優勝とファーム日本一に貢献した。この日発表されたスポンサー表彰でも優秀投手、新人、技能、ビッグホープ、期待と各賞を総なめにした。
　南あわじ市立南淡中出身で、奈良・智弁学園高では選抜高校野球大会で優勝に貢献。東洋大でも大学日本代表に名を連ねた。
　来田外野手は明石商高からドラフト３位で入団し、プロ初出場初先発した７月１３日の日本ハム戦で初打席の初球を本塁打する鮮烈なデビューを飾った。