全国中学駅伝 女子・稲美が初V、男子・宝殿は17位
2021/12/19 17:22
両手を突き上げ、笑顔でフィニッシュする女子稲美のアンカー藤田直子選手=19日午前、滋賀県希望が丘文化公園(撮影・秋山亮太)
全国中学校駅伝は19日、滋賀県希望が丘文化公園で行われ、女子(5区間12キロ)は兵庫の稲美が43分36秒で初の頂点に立った。男子(6区間18キロ)は桂(京都)が57分37秒で制し、兵庫の宝殿は1時間0分24秒で17位だった。
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昨年は新型コロナウイルス禍で中止となり、2年ぶりの開催。8年ぶりに出場した女子の稲美は1区吉川菜が2位と6秒差の区間賞で発進した。その後は双子の妹、吉川陽が3区区間3位、4区湊は区間2位タイでまとめ、終始トップを守った。2位山鹿(熊本)との差は26秒。吉川菜は大会最優秀選手に選ばれた。
男子の宝殿は23年ぶりの出場。1区37位から巻き返し、3区田中が11人をかわして21位でリレーすると、最終6区の柳井も三つ順位を上げ、17位でフィニッシュした。
(女子スタート時の天候晴れ、気温7・0度、北西の風0・9メートル、湿度57%)