バスケットB2西宮が終盤猛攻、東京Zに白星譲らず ムボジ23得点、14リバウンド
2021/12/29 21:57
西宮-東京Z 第1クオーター、シュートを決める西宮のムボジ(C)B.LEAGUE
バスケットボールのBリーグ2部(B2)は29日、兵庫県西宮市立中央体育館などで7試合が行われ、西地区2位の西宮は85-69で東地区6位の東京Zを破り、2連勝で2021年を締めくくった。通算15勝11敗。
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今年のラストゲーム、西宮は白星を譲らなかった。終盤の猛攻で千人超の観客を沸かせ、23得点、14リバウンドのムボジは「けがで数人を欠くが、自分たちの仕事をするため全力で戦っている」と胸を張った。
第4クオーター、渡辺の3点シュートで幕を開けると、ムボジは速攻に、オフェンスリバウンドからの加点と躍動した。最年長36歳の今野は守備で相手ファウルを誘ってガッツポーズ。ターンオーバーは試合を通じ、わずか3にとどめた。
点取り屋のジョーンズが8戦続けて欠場し、福田は右肩を手術するなどチーム状態は万全でない。だが「その影響で渡辺ら出場機会を得た選手もいる」とフィッシャー・ヘッドコーチ。「全員が戻ってきた時にいいチームになる」とシーズン終盤までを見通している。(藤村有希子)