大阪・びわ湖マラソン 女子は堀江V、男子・村本はMGC出場権獲得ならず

2022/02/27 17:17

女子1位でゴールへ向かう堀江美里=27日午前、大阪市中央区、大阪城公園(撮影・吉田敦史)

 大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会は27日、大阪府庁前をスタートし、大阪城公園でフィニッシュする42・195キロで行われ、女子は堀江美里(シスメックス、星陵高-武庫川女大出)が2時間32分10秒で栄冠に輝いた。 関連ニュース ネコノミクスは東京マラソンの73回分、2022年「猫の経済効果」は1兆9690億円 関西大・宮本名誉教授が試算 コロナ禍で脚光、「密にならない」人気のマラソン大会 交通規制なし、沿道の応援なし なんか変…神戸マラソンって、なぜ珍しい“逆走”コースなのか

 男子は星岳(コニカミノルタ)が2時間7分31秒の初マラソン日本最高記録で優勝した。村本一樹(住友電工、星陵高-兵庫県立大出)は2時間8分50秒の10位で2024年パリ五輪の代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得できなかった。初マラソンの野中優志(大阪ガス、川西北陵高-関学大出)は2時間9分57秒で14位。女子では松村幸栄(旧姓永田=埼玉陸協、須磨学園高出)が2時間42分5秒で4位に入った。
 男子は星のほか、2~6位を占めた山下一貴(三菱重工)、浦野雄平(富士通)、丸山文裕(旭化成)、岡本直己(中国電力)、今井正人(トヨタ自動車九州)と、複数レースで条件を満たした9位の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)がMGCの出場権を獲得した。星と山下は今夏の世界選手権(米オレゴン州)の派遣設定記録2時間7分53秒(日本人2位以内)をクリアし、代表候補となった。

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