北京パラきょう閉幕 奮闘の兵庫勢3人がコメント
2022/03/13 13:42
岡本圭司
北京冬季パラリンピックは13日、大会最終日を迎えた。兵庫県出身選手は過去13大会で最多の3人を数え、いずれも初出場だった。日本パラリンピック委員会を通じて発表した閉幕コメントと合わせ、戦績を振り返る。
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スノーボード男子(下肢障害LL2)の岡本圭司(40)=牛乳石鹸共進社、神戸市東灘区=はスノーボードクロスで8位と健闘。バンクドスラロームは13位だった。
「今までの4年はパラリンピックに出るための4年でした。ここからの4年はパラリンピックで勝つための4年になります。この悔しさを絶対に忘れることなく、最高の楽しさのために日々を過ごします」
同じくスノーボード男子(同)の田渕伸司(40)=たつの市出身=はスノーボードクロスで12位、バンクドスラロームは18位。勤務する和田山特別支援学校の教え子たちに全力を尽くす姿を届けた。
「全く結果を残すことができず、皆さまの期待に応えることができなくて申し訳なく思っています。それでも、チーム全員がこの大会に出場できたことこそが私の人生の最大の宝となりました。応援してくださった全ての皆さま、本当に今までありがとうございました」
アルペンスキー女子立位(上下肢障害LW9-2)で日本選手最年長の49歳、神山則子(テス・エンジニアリング、西宮市出身)は全5種目で4レースを完走した。滑降と回転で8位に入り、スーパー大回転は10位。大回転は14位だった。
「全てのレースを終えてほっとしています。閉会式では応援してくださった方々に感謝を込めて最後に笑顔を贈ります!」
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