車いす陸上・大矢、車いすテニス・上地が特別優秀選手賞に選出　県障害者スポーツ協会表彰

　兵庫県障害者スポーツ協会は１７日、２０２１年度の表彰者を発表した。特別優秀選手賞に東京パラリンピックの陸上男子１００メートル（車いすＴ５２）銀メダルの大矢勇気と、車いすテニス女子で単複二つのメダルを獲得した上地結衣を選出。優秀選手賞は２３人、功労賞は４人を選んだ。 関連ニュース 大坂、出産後初の全米テニス４強　５年ぶりＶへ前進 小田凱人、上地結衣が８強入り　全米テニス車いすの部 全米テニス、小田組が準決勝へ　車いすの部開始、ダブルス１回戦

　優秀選手賞では、陸上のジャパンパラ大会で日本新記録をマークした男女２人が受賞。女子２００メートル（車いすＴ３２）の仲元ゆかりと、男子やり投げ（車いすＦ５７）の萩本昇で、ともに大会３冠にも輝いた。卓球では、アジアユースパラ競技大会の男子シングルスを制した阿部隼万が受賞した。
　功労賞は、０３年に兵庫県養護学校サッカー連盟（現・県特別支援学校サッカー連盟）を立ち上げた市位辰三氏らに贈る。（有島弘記）