飛び込み女子、馬淵優佳が現役復帰　新体操五輪代表の鈴木とミキハウス入社へ

　ミキハウスは２８日、飛び込み女子で２０１１年世界選手権代表の馬淵優佳（兵庫県宝塚市出身）と、新体操で東京五輪団体総合８位となり今春日体大を卒業した鈴木歩佳が、４月１日から同社所属となると発表した。 関連ニュース 栃木国体　成年女子板飛び込み、馬淵は５位 「佐賀国スポ」会期前競技、後半戦　4連覇狙う新体操　兵庫県選手団、8競技に選手や監督102人派遣 ＜県高校総体＞須磨ノ浦、5年ぶりV　新体操女子団体　夏の全国へ挑戦権

　馬淵は宝塚市立宝塚中３年の０９年、東アジア大会３メートル板飛び込みで銅メダルを獲得。甲子園高２年の１１年には世界選手権に出場した。父は中国出身で飛び込み日本代表ヘッドコーチも務めた崇英氏。１７年に競泳男子の瀬戸大也（ＴＥＡＭ　ＤＡＩＹＡ）と結婚し現役を退いたが、今年１月、現役復帰の意向を明らかにしていた。
　同社には飛び込み男子で五輪６大会出場の寺内健（宝塚市出身）らが所属している。馬淵は「大先輩である寺内選手らとともに世界を目指すことができるのはとても心強い。皆さまの笑顔につながる何かを恩返ししていけたら」などとコメントした。（長江優咲）