板飛び込みの馬淵優佳、ミキハウスで入社式 2児の母として現役復帰「パリ五輪へ後悔ない日々を」
2022/04/01 18:22
真剣な表情で入社式に臨む飛び込みの馬淵優佳=大阪府八尾市
飛び込み女子の馬淵優佳(甲子園高-立命大出)は、大阪府八尾市のミキハウス本社で入社式に出席。2児の母として現役復帰した27歳は「パリ五輪への道のりは平たんでないが、後悔のない日々を過ごす」と誓った。
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馬淵は宝塚中3年の2009年、東アジア大会3メートル板飛び込みで銅メダルに輝き、甲子園高2年の11年に世界選手権に出場。競泳男子の瀬戸大也(TEAM DAIYA)と結婚した17年に引退したが、東京五輪などで活躍する選手に刺激され、昨秋に練習を再開した。
入社式ではベージュのスーツ姿で登壇し「歴史のある素晴らしい企業の選手として世界を目指せるのは光栄」と語った。
ミキハウスには、かつてJSS宝塚で共に練習した五輪6大会出場の寺内健も所属。「健君の背中を見て育った。また一緒に戦えることが、すごくすごくうれしい」と笑みを見せた。6月に大阪市である関西選手権で、同社選手としての初戦を迎える。(藤村有希子)