ヴィッセル泥沼、開幕8戦未勝利 逆転負けでクラブワースト更新
2022/04/02 17:59
神戸-京都 前半、敵陣で阻まれる神戸のイニエスタ=ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
明治安田J1リーグ第6節最終日の2日、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で京都サンガと対戦し、1-3で逆転負けした。神戸はリーグ中断中にリュイス新監督が就任したが、4分け4敗の開幕8戦未勝利でクラブワースト記録をさらに更新。まだ序盤ながらJ2自動降格圏の17位に順位を下げた。
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神戸の育成担当コーチから昇格したリュイス監督は、それまでのひし型の中盤を変更。大崎と山口がダブルボランチを組み、イニエスタがトップ下、ボージャンと初瀬が両サイドMFに入った。
システム変更が機能したのは後半4分だった。左サイドからボージャンが切れ込み、パスのこぼれ球を1トップの大迫が流して初瀬が左足を振り抜き先制。だが、リードを長く保てない。同10分と13分にカウンターから相次いで失点し、試合をひっくり返された。
神戸は汰木(ゆるき)やリンコンらを投入するが、守備を固める京都の守備を破れない。後半ロスタイムに京都の山田に決定的な3点目を奪われ、万事休した。