J1神戸、開幕10戦未勝利 ロティーナ監督初陣飾れず3連敗

2022/04/10 16:02

セレッソ大阪に0ー1で敗れ、ピッチで肩を落とすヴィッセル神戸の大迫勇也(右)。開幕10戦未勝利とクラブワースト記録を更新した=ノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)

 明治安田J1リーグ第8節最終日の10日、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でセレッソ大阪と対戦し、0-1で完封負けし、ロティーナ新監督の初陣を飾れなかった。神戸は今季初の3連敗で開幕からの未勝利記録は10に伸びた。 関連ニュース ヴィッセル リーグ10戦未勝利でACL壮行会 イニエスタ「流れ変える」 【写真】ヴィッセル神戸-セレッソ大阪 前半、敵陣に攻め込むヴィッセル神戸のイニエスタ ヴィッセル三木谷会長と永井SD、サポーターに謝罪と説明 サンガ戦試合前に

 ロティーナ監督にとっていきなりの古巣対決となった神戸。先発は前節から4人を入れ替え、新加入のMF扇原がボランチに入った。前半27分、C大阪の山中の左クロスを加藤に合わせられ、先制を許した。
 神戸は前半終了間際、イニエスタの突破から決定機をつくったが、汰木(ゆるき)のシュートは枠を捉えられなかった。
 イニエスタは前半だけで退き、中坂を投入。サイドチェンジを起点にチャンスをつくるが、シュートまで持ち込めない。後半ロスタイム、前線に上がっていたDF菊池がクロスを頭で合わせたが、惜しくもポストに阻まれた。
 神戸は関西対決に敗れ、リーグで1勝も挙げられないまま、今月中旬からタイで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグに臨む。

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