バレー元日本代表の野本引退 久光一筋12年「悔いなくやりきった」
2022/05/07 05:30
全日本男女選抜大会限りで引退した久光の元日本代表野本梨佳(中央)=3日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪
試合後、仲間に促されて3度宙に舞った。バレーボールVリーグ1部(V1)女子を制した久光(練習拠点・神戸市)のアウトサイドヒッター野本梨佳は、全日本男女選抜大会限りで現役を引退。久光一筋で12年を駆け抜けた元日本代表は「もうバレーをやらなくてもいいんだと思えるぐらい、後悔なくやりきった」とすがすがしい表情でうなずいた。
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愛媛県出身の30歳。聖カタリナ女高(現聖カタリナ学園高)から2010年に入団し、180センチの長身を生かした打点の高いスパイクで5度のリーグ優勝に貢献した。リーグ通算256試合に出場し、12年には日本代表に初選出された。
引退は今季開幕時点で心に決めていたという。現役最後の試合となった3日の同大会準々決勝では、終盤からコート脇で涙が止まらなかった。「試合に出ていない時も応援が力になり、感謝の気持ちでいっぱい。これからはファンの皆さんとともに久光を応援したい」。笑顔で記念撮影に納まると、拍手に包まれてコートを去った。(長江優咲)