ジャパンパラ陸上 大矢が男子車いす100で2位 兵庫勢は女子の仲元、上部が頂点に
2022/05/14 20:13
男子100メートルで2位となった大矢勇気
陸上のジャパンパラ大会第1日は14日、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、3月の北京冬季パラリンピックのアルペンスキー女子座位で3冠に輝き、夏冬競技の「二刀流」を続行する村岡桃佳(トヨタ自動車)が女子100メートル(車いすT54)で追い風参考ながら、自らが持つ日本記録に0秒01差に迫る16秒68で優勝した。西宮市出身の大矢勇気(D2C)は東京パラで銀メダルを獲得した男子100メートル(車いすT52)で17秒62の2位だった。
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高松佑圭(ローソン)は女子100メートル(脳性まひT38)で自らの日本記録を更新する13秒67で優勝。女子100メートル(上肢障害T47)は辻沙絵(日体大教)が12秒69の日本新で制した。
女子走り幅跳び(知的障害)では酒井園実(ISFnet)がアジア記録となる5メートル34をマーク。男子で東京パラ2冠の佐藤友祈(モリサワ)はパラ2連覇を目指す400メートル(車いすT52)を1分3秒87で制した。
主な兵庫勢では女子100メートル(脳性まひT32=車いす使用)の仲元ゆかり(兵庫パラ陸協)がアジア新の39秒96、女子砲丸投げ(脳性まひF34=座位)の上部美帆(兵庫パラ陸協)が4メートル22の大会新で、それぞれ頂点に立った。